SBT
SBT目標と実践
日本ウエストンのSBT目標による
脱炭素社会へ向けて
弊社は、クリーニング業界でいち早くISO14001を取得し、近年では中小企業としては先進的なSBTへの取り組みを通じて、温暖化防止にも取り組んでいます。これらの積極的な取り組みにより、メーカーのバックヤードとしての廃棄物削減・CO2排出削減にも貢献しています。
今回は、SBT目標にもある弊社のCO2排出を2030年までに50%削減するまでの活動計画とその実績をご紹介させていただきます。
SBTとは?
SBT(Science Based Targets)とは、2015年12月に採択されたパリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。
サプライチェーン排出量(事業者自らの排出だけでなく、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量)の削減が、SBTでは求められます。
※サプライチェーン排出量=Scope1排出量+Scope2排出量+Scope3排出量
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工場プロセス)
Scope2:他社から供給された電気、熱・上記の使用に伴う間接排出
Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
※環境省サイト「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」より引用
ウエストンの掲げる目標
Scope1・2の削減目標と削減に向けた取組み
2030年までに2018年度比で50.4%削減を目指します。
そのために、次の項目について検討して参ります。
・重油ボイラーからガスボイラーへの転換
・ハイブリッドトラックへの転換
・2030年までに再生可能エネルギー電力への100%転換
※詳細はこちらのページをご参照ください。(「業種別取組事例一覧」の下の方にある「サービス業界」にて弊社が紹介されています。)
実績報告
日付 | 対象 | 内容 | CO2削減量 |
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2021年8月 | Scope2 | 二酸化炭素発生量の削減 中部電力ミライズ株式会社より、非化石証書に基づく環境価値を用いて二酸化炭素排出量を調整したCO2フリー電力(※注)を調達いたしました。345.8(t-CO2/年)のCO2排出量削減ができました。 (※)CO2フリー電力:「電機事業者ごとの基礎排出係数及び調整後排出係数の算出及び公表について」(20200616産局第1号・20200617資庁第5号・環地温発第2006175号、改正された場合は改正に従う。)に従いメニュー別排出係数を算定した場合、当該排出係数がゼロになるものであり、中部電力ミライズが調達した化石電源を主とする電気に、非化石証書の環境価値を付加することで、実質的にCO2ゼロエミッションを実現している。 |
1,647.3t-CO2e/年 ↓ 1,301.5t-CO2e/年 |